アメリカのIT大手アップルは、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が退任し、今年後半にジョン・ターナス氏が新たなCEOに就任すると発表しました。
この発表を受け、IT業界の経営者や各界の著名人から、SNSなどを通じてクック氏のこれまでの功績を称える声が相次いでいます。
グーグルのスンダー・ピチャイCEOは、「驚異的な功績を祝福します。アップルの使命に対する深い献身を常に尊敬してきました。新たな役割での活躍を祈るとともに、ジョン・ターナス氏と協力していくことを楽しみにしています」と述べました。
また、オープンAIのサム・アルトマンCEOは、「ティム・クック氏は伝説的な存在です。彼が成し遂げたすべてのこと、そしてアップルという企業に深く感謝しています」と投稿しました。
今年、投資会社バークシャー・ハサウェイの経営から退いた著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、アメリカの経済専門チャンネルCNBCの取材に対し、「クック氏がいなければ、今日のアップルは存在しなかったでしょう。彼が成し遂げたことは、私の知る限り誰にも真似できないものです」と評価しました。さらに、「世界中を網羅し、さまざまな歴史を持つ国々と良好な関係を築き、顧客や従業員、そして株主に対して正しい行動をとってきました。彼は唯一無二の存在です」と述べています。
半導体大手クアルコムのクリスティアーノ・アモンCEOも、「約15年間にわたるリーダーシップに祝意を表するとともに、ジョン・ターナス氏のCEO就任を祝福します」としています。
クック氏の出身地である南部アラバマ州のケイ・アイヴィー知事は、「アラバマ州は常にティム・クック氏を誇りに思います。彼が私たちの州のために尽くしてくれたすべてのことに感謝しています」とコメントしました。
一方、ドナルド・トランプ大統領は自身のウェブサイトで声明を発表しました。トランプ氏は、「仮にスティーブ・ジョブズ氏が会社を率い続けていたとしても、クック氏のもとで達成されたほどの成功には及ばなかっただろう」と指摘しました。
また、自身の大統領1期目の初期にクック氏から直接電話を受けたエピソードを披露し、「彼は数百万ドル(数億円)の費用がかかるコンサルタントに頼るのではなく、直接私に連絡して問題を解決しました。彼は驚くべき管理者であり、リーダーです」と称賛しました。そのうえで、「クック氏のキャリアは比類のないものであり、今後も素晴らしい仕事を続けるでしょう」としています。
