アメリカのIT大手アップルは、2011年からCEO=最高経営責任者を務めてきたティム・クック氏が退任し、後任にハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のジョン・ターナス氏が就任すると発表しました。
クックCEOは、健康上の理由で辞任した創業者の故スティーブ・ジョブズ氏の後継者として、アップルのトップを長年務めてきました。
発表によりますと、クック氏は今年の9月1日まで現在の職務を継続するということです。その後、ターナス氏が新たなCEOとして経営のトップを引き継ぎます。一方、クック氏は退任後、アップルの会長(エグゼクティブ・チェアマン)として新たな役割を担う方針です。
今回のトップ交代について、クック氏は声明を出し、「ジョン・ターナス氏はエンジニアとしての思考とイノベーターとしての魂を持ち、誠実かつ名誉をもって組織を導く人物だ」と高く評価しています。
さらに、「彼はアップルでの25年間に数え切れないほどの貢献をしてきた先見の明のある人物であり、未来のアップルを率いるのに間違いなくふさわしい」と述べました。そのうえで、「彼の能力と人柄に全幅の信頼を寄せており、移行期間や私の新たな会長職においても緊密に協力していくことを楽しみにしている」としています。
