アメリカのIT大手アップルの新CEO(最高経営責任者)に就任したジョン・ターナス氏が、メディアのインタビューに応じ、CEO就任の経緯や生成AIを活用した今後の製品開発の展望などについて語ったことが明らかになりました。
ターナス氏は今月、フランスのメディア「Clique TV」のインタビューに応じました。新CEOとしての本格的なインタビューは今回が初めてとみられ、幅広いテーマについて見解を示しています。
ティム・クック前CEOから後任の打診を受けた際の心境について、ターナス氏は「全く想像していなかったため、非常に驚いた」と振り返りました。これまでは目の前の仕事に集中し、優れた製品を開発することに喜びを感じていたとしており、CEOへの指名は言葉にならないほどの驚きだったということです。
また、スティーブ・ジョブズ氏やティム・クック氏といった前任者から学んだ最も重要な教訓として、「未来に集中すること」を挙げました。新製品を発表した翌日には、すでに次の目標に向かって進む姿勢が重要だとしています。
今後の企業戦略については、生成AIの可能性を高く評価しています。生成AIは非常に強力な技術であり、かつてはSFの世界だった体験を実現できるとして、「製品開発において自身のキャリアの中で最もエキサイティングな時期だ」と強調しました。アップルとして、この技術を最大限に活用し、新たな体験や機能を備えた製品を構築していく方針です。
さらに、子供のテクノロジー利用についても言及しました。一部のIT企業の経営者が子供に端末を使用させないことについては「共感できない」とし、自身の家庭では利用時間や用途についてルールを設けていると述べました。あわせて、新たに提供が開始された「iOS 27」の保護者向け管理機能(ペアレンタルコントロール)の有用性をアピールしています。
インタビューではこのほか、同社のゴーグル型端末「Vision Pro」の意義や、新たに発表された「iPhone Duo」および「iPhone 18 Pro」、ヘルスケア分野への取り組みなどについても語られているということです。
