アメリカのIT大手アップルは、デスクトップパソコンの「Mac mini」と「Mac Studio」の最新モデルを発表し、両製品が初めて最新の無線通信規格「Wi-Fi 7」に完全対応したと発表しました。
アップルは同日、Wi-Fi 7のすべての機能をサポートする製品の詳細を記したサポート文書を公開しました。Wi-Fi 7は従来の規格と互換性があるため、一つ前の規格である「Wi-Fi 6E」にのみ対応する端末でも、Wi-Fi 7のネットワークに接続することは可能だということです。
しかし、Wi-Fi 6E対応端末では、利用可能な地域で6GHz帯を使用できるものの、Wi-Fi 7のすべての機能を利用できるわけではないとしています。
Wi-Fi 7は、一度に送信できるデータ量を増やす技術(4096-QAM)や、320MHzの広い帯域幅、さらに複数の周波数帯を同時に利用する技術(マルチリンク・オペレーション)などを備えています。これにより、通信速度の向上や効率化、通信遅延の削減が見込めるということです。
2026年8月時点において、Wi-Fi 7の全機能をサポートする端末の一覧が公式に示されています。
一方、アップルは、6GHz帯を使用する通信機能について、該当する電波の免許不要での利用が許可されている地域でのみ利用できると説明しています。規制当局の承認が得られていない地域では、従来の2.4GHz帯と5GHz帯のみを使用する方針です。