アメリカのIT大手アップルは今週、同社初となる折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo(アイフォーン・デュオ)」を含む新たなラインナップを発表しました。新端末の画面分割機能が高く評価される一方で、タブレット端末「iPad」のマルチタスク機能の複雑さを指摘する声も上がっているということです。
昨年の「iPadOS 26」のリリース以降、iPadのマルチタスク機能については、ウィンドウ表示か全画面表示のいずれかを選択する仕様となっています。その後のアップデートで画面分割機能などが再導入されたものの、依然としてウィンドウシステムの利用が前提となっているということです。
一方、今回発表された「iPhone Duo」では、より洗練されたマルチタスク機能が採用されています。画面の半分にアプリを表示したままホーム画面を操作して別のアプリを選択できるほか、よく使うアプリの組み合わせを保存する機能も搭載されているということです。また、動画とアプリの画面分割など、現在のiPadにはない機能も備わっており、同サイズの「iPad mini」にも適した機能だとして注目されています。
これに対し、最新の「iPadOS 27」では、依然として両極端なマルチタスク仕様が続いていると指摘されています。特に画面サイズの小さいiPad miniにおいては、ウィンドウ操作が複雑すぎるという課題が残されているということです。
新たなiPhone Duoは、今後の折りたたみ式端末の方向性を示すものとして期待を集めています。アップルが開発したこのシンプルなマルチタスク機能について、基本ソフトの基盤が共通しているiPadへも展開されるべきだとする意見や、専用キーボードを使用しないユーザーにとっても使いやすい操作性の向上が求められているということです。
