アメリカのIT大手アップルは、動画配信サービス「Apple TV」などのサブスクリプションサービスの月額料金を引き上げたと発表しました。先月の「Apple Music」の値上げに続く措置となります。
会社側によりますと、「Apple TV」の月額料金はこれまでの12.99ドル(約2000円)から14.99ドル(約2300円)に引き上げられるということです。また、複数のサービスを組み合わせた「Apple One」の個人プランについても、同様に値上げされるとしています。
先月「Apple Music」の料金を引き上げた際、「Apple One」のファミリープランとプレミアプランも値上げされましたが、個人プランは据え置かれていました。その他のプランの料金に変更はないということです。
新しい料金は、新規の契約者を対象に本日から適用されます。既存の契約者に対しては、新たな料金が請求される約1か月前に通知される方針です。
「Apple TV」の料金が前回引き上げられたのは2025年8月で、その際は月額9.99ドル(約1500円)から12.99ドル(約2000円)に改定されました。当時は、年間プランや「Apple One」の料金は据え置かれていました。
アップルは過去1年間で、「Apple TV」のコンテンツを大幅に拡充する戦略をとっています。昨年10月には、アメリカ国内における自動車レースの最高峰「F1」の独占放送パートナー契約を発表し、追加料金なしで配信を開始しました。さらに今年に入り、これまで別料金のシーズンパスが必要だったアメリカのプロサッカーリーグ「MLS」の試合配信も、基本料金内で視聴できるよう変更しています。
また、同社は独自コンテンツの成功にも自信を深めているとしています。人気コメディドラマ『テッド・ラッソ』シーズン4のヒットに加え、本日にはSFドラマ『ダーク・マター』シーズン2の配信を開始しました。9月16日にはスパイドラマ『窓際のスパイ(Slow Horses)』シーズン6の公開も控えているということです。
