アメリカのIT大手アップルは、動画配信サービス「Apple TV+」において、同サービスを代表する人気ドラマ2作品の最新シーズンを今年の夏に配信すると発表しました。
配信が決定したのは、SFドラマ「サイロ」のシーズン3です。この作品は、1万人の人々が地下の巨大な施設で暮らすディストピア社会を描いたもので、これまでにアメリカの視聴率調査会社ニールセンのトップ10入りを果たすなど、高い人気を集めています。
アップルによりますと、シーズン3は7月3日から配信が始まり、9月4日まで毎週新しいエピソードが公開されるということです。また、物語は次のシーズン4で完結する方針もすでに明らかにされています。
新シーズンでは、主人公が記憶喪失の状態で帰還し、地下施設が新たな脅威に直面する現代の物語と、数世紀前の過去に起きた陰謀をめぐる物語が交錯する構成になっているとしています。
さらに、コメディドラマ「テッド・ラッソ」のシーズン4も今年の夏に配信されるということです。この作品は「Apple TV+」を代表する最大のヒット作の一つであり、一時はシーズン3で完結したとみられていましたが、複数の新シーズンが制作されることが確認されました。
出演者の一人によりますと、配信は8月に予定されているということです。新シーズンでは、主人公のテッドが女子サッカー2部リーグのチームを指導するという新たな挑戦を描くとしています。主要な出演者の多くが引き続き参加する見通しです。
アップルは、自社の動画配信サービスにおいて人気シリーズの続編を投入することで、加入者の維持と新規獲得を図り、競争が激化する市場での足場を固める方針です。
「Apple TV+」の利用料金は月額12.99ドル(約2,000円)となっており、同社の複数の定額サービスをまとめた「Apple One」を通じて割引価格で利用することも可能だということです。
