米ブルームバーグ通信の記者は最新の報告で、アップル(Apple)の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」の登場を皮切りに、今後10年以内で大半のiPhoneが折りたたみ式になるという予測を発表しました。
これまで折りたたみ式スマートフォンは、世界のスマートフォン市場のわずか2%を占めるにすぎず、極めて限定的な製品でした。しかし、高価格であるにもかかわらず、「iPhone Duo」の投入により、今後1年間でこの市場環境が大きく変化するとみられています。
調査会社カウンターポイント・リサーチが先週発表した予測によりますと、折りたたみ式スマートフォンの市場規模は、今年後半に24%、来年にはさらに37%成長する見通しだということです。また、この期間内にアップルが40%の市場シェアを獲得し、同市場における主要企業になると予測しています。
ブルームバーグ通信のマーク・ガーマン記者は、さらに長期的な展望を示しています。同記者は、「今後10年以内に、折りたたみ式端末がスマートフォンの新規販売の大半を占めるようになる」としています。消費者がポケットに収まる大画面の利便性を認識し、ノートパソコンやタブレット端末の代わりとして活用するようになるため、折りたたみ式端末が将来の万能なコンピューティング機器になるということです。
さらに同記者は、製造コストの低下に伴い、アップルが将来的に幅広い価格帯で折りたたみ式端末を展開する方針をとる可能性があると指摘しています。より大画面で高価格な「iPhone Duo Max」だけでなく、廉価版である「iPhone SE」の折りたたみ式モデルが登場する可能性もあるとしています。
一方、今後の技術的な課題として、顔認証システム「Face ID」の搭載が挙げられています。内側の画面下にカメラを配置するよりも技術的なハードルは低いものの、端末の厚みを増すことなく、外側の画面に顔認証センサーをどのように組み込むかが、今後の開発の焦点になるということです。
