アメリカのIT大手アップルが来月発売する新型スマートフォン「iPhone Duo」について、外部の企業などが開発するアプリの対応に時間がかかる見通しであることがわかりました。高価格帯の端末であることから、開発者にとって魅力的な市場になる一方、完全な対応には数か月を要するということです。
アップルの仕様によりますと、iPhone Duo向けのアプリの互換性には、大きく分けて3つの段階があるということです。
1つ目は、従来の基本ソフト「iOS 26」以前に向けて開発されたアプリで、大画面を全く生かすことができない状態です。
2つ目は、近く配信される「iOS 27」向けに開発されたアプリです。画面の余白は残るものの、従来よりは適した表示になるということです。
3つ目は、iPhone Duoに完全に対応したアプリです。この状態では、これまで画面上部にあった操作ボタンが側面に移動するなど、大画面を最大限に活用できるとしています。
アップルが提供する標準的な画面設計を採用しているアプリであれば、発売当初から完全な対応が期待できるということです。しかし、多くのアプリは独自の画面設計を採用しています。こうしたアプリをiPhone Duoの画面に最適化させるためには、開発者が大幅な改修を行う必要があるとしています。
アップルは今後、開発者向けに新たな開発ツールや試験版の基本ソフトを提供する方針です。これにより、開発者は仮想のiPhone Duo上で動作確認を行えるようになります。しかし、大半の開発者は発売日まで実機を入手できないため、独自の画面設計を持つアプリの最適化には時間がかかる見通しです。
iPhone Duoの販売価格は2000ドル(約31万円)からに設定されています。高価格帯の端末であることから、利用者がアプリの購入などに資金を費やす可能性が高く、開発者にとって魅力的な市場になるとみられています。
SNSや銀行、ゲームなどの主要なアプリがどのように対応していくかが、今後の焦点となるということです。iPhone Duoは10月16日から予約の受け付けが始まり、10月23日に発売される予定です。
