アメリカのIT大手アップルは、バッテリー駆動時間を向上させた新型スマートフォン「iPhone 18 Pro」について、さらに高速化した有線充電の仕様を明らかにしたと発表しました。
アップルによりますと、新型モデルを最高速度で充電するためには、最大出力60ワットに対応した同社の「40ワット・ダイナミック電源アダプター」とUSB-Cケーブルを使用する必要があるということです。この組み合わせにより、従来のプロモデルと比較して約33%速く充電できるとしています。
60ワットの充電器を使用した場合、バッテリー残量ゼロの状態から約15分で50%まで充電することが可能になります。これは、前モデルの「iPhone 17 Pro」と比較して約5分短縮されています。また、わずか5分間の充電で、約6時間の動画再生が可能になるということです。
新型モデルの高速充電を最大限に活用するための要件として、アップルは「可変電圧供給(AVS)機能を備えた60ワットのUSB PD 3.1対応電源アダプター」を指定しています。現在、この条件を満たす製品は、アップル純正の40ワット・ダイナミック電源アダプターのみとなっています。
既存のパソコン用充電器などは出力が高いものの、可変電圧供給機能を備えていないため、最高速度での充電はできないとみられています。他社製の45ワット充電器などを使用した場合、ゼロから50%までの充電には前モデルと同様に約20分かかるとみられていますが、依然として実用的な速度を保つとしています。
一方、ワイヤレス充電については、アップル純正の「MagSafe充電器」と35ワット以上の電源アダプターを組み合わせることで、約30分でゼロから50%まで充電できるということです。
「iPhone 18 Pro」の予約受け付けは今週土曜日に始まり、9月18日から出荷される予定です。また、来月出荷予定の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」についても、適切なアクセサリーを使用することで同様の高速充電に対応する方針です。なお、アップルは環境配慮などの観点から、現在スマートフォン本体に電源アダプターを同梱しておらず、USB-Cケーブルのみを付属する方針をとっています。
