米アップルは今週、新製品の発表イベントを開催すると発表しました。このイベントにおいて、新型のスマートフォン「iPhone」とともに、最新のスマートウォッチである「Apple Watch Ultra 4」および「Apple Watch Series 12」を発表する見通しです。新しいチップの搭載による処理速度の向上や、健康管理機能の拡充が行われるということです。
今週発表される新型iPhone(「iPhone 18 Pro」および「iPhone Ultra」)については、すでに多くの事前情報が報じられています。一方で、同時に発表される見込みの新型Apple Watchに関する情報は限られていました。
アメリカの経済メディア、ブルームバーグの報道によりますと、新型の2モデルはいずれも、処理速度が向上した新しいチップを搭載するということです。
現行モデルには「S10」チップが搭載されていますが、2023年に登場した「S9」から全体的な性能は大きく変わっていませんでした。最新の基本ソフト(OS)である「watchOS 27」では、AI(人工知能)を活用した音声アシスタント「Siri」の機能が導入されるため、より高性能な「S11」チップが搭載される見通しです。アップルとしては、自社製品へのAI技術の統合をさらに進める方針です。
また、台湾のIT専門メディア、デジタイムズは、「Apple Watch Ultra 4」において大幅なデザイン刷新が行われると報じています。これに対し、ブルームバーグは大規模なデザイン変更は来年以降になると予測しており、見解が分かれています。ただし、今年のモデルではセラミック製のケースが選択肢として復活する見込みだとしています。
さらに、デジタイムズによりますと、「Apple Watch Ultra 4」はセンサー機能が大幅に向上し、搭載されるセンサーの数が最大で従来の2倍になるということです。
この新たなセンサーは、高血圧に関する通知機能の拡充に関連しているとみられています。アップルは昨年の「watchOS 26」で高血圧の通知機能を導入しました。現在、アメリカ食品医薬品局(FDA)が血圧に関連する新たな通知機能を審査中だと報じられており、この新機能が今回の新型モデルと同時に発表される可能性が高いということです。アップルは、利用者の健康管理を支援するヘルスケア分野の強化を今後の重要な事業戦略としています。
ブルームバーグは、最新モデルには常時測定が可能な新しい心拍数センサーが搭載される可能性もあると伝えています。
新型チップの採用やデザインの一部変更、健康管理機能の強化など、多くのアップデートが予想されており、水曜日に予定されているイベントでの詳細な発表が注目されています。
