アメリカのIT大手アップルは、最新の独自開発チップ「M6」および「M5 Pro」を搭載した新型のデスクトップパソコン「Mac mini」を発売すると発表しました。一方、公式の発表会では言及されなかった3つの詳細な仕様が明らかになったということです。
1つ目は、メモリの帯域幅が構成によって異なる点です。 公式の予約ページには記載されていませんが、技術仕様書によりますと、基本モデルとなるメモリ容量16ギガバイトの「M6」搭載モデルでは、帯域幅が毎秒153ギガバイトとなっています。これを24ギガバイトまたは32ギガバイトに変更した場合、毎秒170ギガバイトに向上するということです。また、「M5 Pro」搭載モデルを選択した場合は、最大の毎秒307ギガバイトに達します。すべての構成において前世代の「M4」モデルを上回る性能となっていますが、選択するメモリによって処理能力に差が生じるとしています。
2つ目は、新たに「N1」チップを搭載し、スマートホーム規格「Thread(スレッド)」に対応した点です。 アップルは発表会で、最新の通信規格「Wi-Fi 7」および「Bluetooth 6」への対応を強調していました。これに加えて、技術仕様からアップルが独自設計した「N1」チップが組み込まれていることが判明しました。これにより、iPhoneではすでに採用されているスマートホーム機器向けの通信規格「Thread」に、Mac miniとして初めて対応したということです。自社製チップによるスマートホーム分野の強化を図る方針がうかがえます。
3つ目は、最新の基本ソフト(OS)である「macOS Golden Gate(ゴールデンゲート)」が標準でインストールされている点です。 公式ウェブサイトに明記はされていませんが、関係者への取材で最新OSが初期搭載されることが確認されたということです。新型モデルは9月22日に出荷が開始される予定で、その直前となる9月14日ごろにリリースされる見込みの「macOS 27」が搭載される方針です。新しいOSへの即時アップデートを控えている利用者は、留意が必要だとしています。
新型Mac miniの販売価格は899ドル(約13万9000円)からとなっており、すでに予約の受け付けを開始しているということです。
