アメリカのIT大手アップルは、新製品発表イベントを前に、公式オンラインストアの運用を一時休止したと発表しました。今回のイベントでは、同社初となる折りたたみ式スマートフォンなどが披露される見通しです。
発表イベントは、太平洋時間の午前10時(日本時間翌午前2時)から開催されます。今回のイベントは、新たに最高経営責任者(CEO)に就任したジョン・ターナス氏が主導する初めての場となります。
最大の注目は、同社初となる折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」の発表です。関係者によりますと、閉じた状態では約5.5インチ、開いた状態では「iPad mini」よりやや小さい約7.8インチの画面を備えているということです。大画面を活かした動画視聴や、画面を分割して2つのアプリを同時に操作する機能など、利便性の向上が図られるとしています。また、独自のヒンジ(蝶番)設計を採用し、画面の折り目を目立たなくするなど、品質の高さで他社の折りたたみ式端末との差別化を図る方針です。
さらに、上位モデルの「iPhone 18 Pro」および「Pro Max」も発表される見込みです。最新の処理チップや改良されたカメラシステムが搭載されるほか、新色の「チェリーレッド」が追加されるということです。画面上部の表示領域(ダイナミックアイランド)が小型化され、縁(ベゼル)がさらに狭くなるとされています。なお、販売価格は従来モデルから約100ドル(約1万5500円)引き上げられる見通しです。
一方で、普及価格帯の「iPhone 18」や「iPhone Air 2」は、今回のイベントでは発表されないということです。アップルは販売戦略を見直し、これらのモデルの発売時期を来春に変更する方針です。それまでは、現行の「iPhone 17」の販売を継続するとみられています。
このほか、スマートウォッチの最新モデル「Apple Watch Series 12」および「Ultra 4」、ワイヤレスイヤホンの「AirPods(第5世代)」の発表も予想されています。新しいApple Watchには、健康管理機能の刷新に加え、日々の行動や会話を要約する新たなAI(人工知能)機能が搭載されるということです。
アップルは今後、スマートホーム向けディスプレイや「Apple TV」、「HomePod mini」の新型のほか、有機ELタッチスクリーンを搭載した「MacBook Pro」などの投入も計画しています。これらの製品については、今年10月に予定されている別のイベントで発表される公算が大きいということです。
