アメリカのIT大手アップルは、スマートフォン向けの最新基本ソフト「iOS 27」およびタブレット端末向けの「iPadOS 27」において、120件以上のセキュリティ上の脆弱性を修正したと発表しました。
アップルが公開した情報によりますと、今回のアップデートでは、悪意のあるアプリケーションによって任意のプログラムが実行されるおそれや、システムの中核であるカーネルの権限が不正に取得される問題などが修正されたということです。さらに、ユーザーの機密データへのアクセスや、システム保護機能の回避を許す可能性のある脆弱性にも対処したとしています。
修正の対象となったのは、カーネルやウェブブラウザの描画エンジンであるWebKit、Bluetooth、各種メディア処理機能など、多岐にわたるシステム領域です。アップルは、ユーザーのプライバシー保護とデバイスの安全性を最重要の経営課題として位置づけており、今回の広範なアップデートも、自社製品のセキュリティを独自に強化していく方針の一環だということです。
また、アップルは最新OSへの移行を控えているユーザーに向けて、「iOS 26.7」および「iPadOS 26.7」のセキュリティアップデートも同時に配信しました。こちらでも、メモリ破損や予期しないシステムの終了を引き起こす可能性のある複数の脆弱性が修正されています。
同社は、サイバー攻撃のリスクを低減するため、すべてのユーザーに対して速やかに最新のアップデートを適用するよう呼びかけています。
