アメリカのIT大手アップルが、iPhone向けの自社製ゲームコントローラーの開発を進めていることが明らかになったと、アメリカのメディアが報じました。傘下のオーディオブランド「Beats(ビーツ)」の製品として展開される可能性があるということです。
アップルは現在、自社の店舗などで他社製のゲームコントローラーを販売しています。今回の独自開発は、拡大するスマートフォンのゲーム周辺機器市場において、自社のシェアを獲得するねらいがあるものとみられています。
報道によりますと、基本ソフト「macOS」の試験版のプログラムの中から、開発中とみられる2種類のコントローラーの識別番号が発見されたということです。プログラムの解析から、方向キーやアナログスティック、振動機能のほか、動きを検知するセンサーなどが搭載される可能性が示されています。一方、具体的なデザインなどは現時点では明らかになっていません。
また、この開発プロジェクトはアップル傘下の「Beats」の幹部が統括しており、最終的に同ブランドの製品として発売される見通しだとしています。Beatsブランドは、アップル本体の製品と比較して、より価格を抑えた市場を標的にしているのが特徴です。
現在、アップルの端末では、プレイステーションやXboxなどの家庭用ゲーム機のコントローラーを接続して利用することができます。
アップルとしては、自社ブランドの専用コントローラーを投入することで、「Apple TV」でのゲーム体験を向上させる方針です。さらに、スマートフォンやパソコン向けに提供されている高画質な本格的ゲームの利用者をいっそう増やすねらいがあるということです。
