アメリカのIT大手メタは、自社のAIチャットボットアプリが、アップルの車載システム「CarPlay」に新たに対応したと発表しました。アップル独自のAI機能が本格的に導入されるのを前に、車内でのAI活用がさらに広がる見通しです。
アップルは、基本ソフト「iOS 26.4」以降、CarPlayにおいて対話型アプリのサポートを開始しており、これにはAIチャットボットも含まれています。
ことし9月に正式版の提供が予定されている「iOS 27」では、アップル独自の「Siri AI」がCarPlayに導入される方針です。現在、この次期ソフトウェアはベータ版として公開されています。
こうした中、外部企業が提供するAIチャットボットとして4番目となる「Meta AI」が、CarPlayに対応したということです。これにより、すでに対応している「ChatGPT」「Perplexity」「Grok」の3つのアプリに、メタのサービスが加わる形となります。
一方で、CarPlayにおける「Meta AI」の利用は、現時点では限定的なテスト段階にとどまっているとみられます。
iPhoneのアプリはCarPlayの画面上に表示されるものの、起動時に「お使いのアカウントではまだサポートされていません」というメッセージが表示され、利用できないケースが確認されているということです。有料アカウントでも同様のメッセージが表示されることから、対象となるユーザーは順次拡大されるものとみられます。
アップル独自のAI機能が正式にリリースされる前に、主要なAIチャットボットがCarPlayで利用可能になることは、ユーザーにとって大きな利点となります。スマートフォン上の既存のアプリを車載システムと統合できるCarPlayの強みが生かされており、自動車メーカーが独自に提供するシステムよりも多様な選択肢が提供されるとしています。
なお、メタは今月、Mac向けの「Meta AI」アプリも提供を開始しており、デスクトップ版はスマートフォン版よりもさらに高度な機能を備えているということです。
