アップルは、Mシリーズの最新のシリコンチップであるM5チップを発表しました。M4チップと比較した際の特徴について報告されています。
M5チップの最大の特徴は、AIや機械学習のワークフローにおける性能の大幅な向上です。最新のiPhoneモデルのA19やA19 Proと同様に、M5は新しいニューラルアクセラレータを搭載しており、機械学習や人工知能を利用したタスクでの性能を大幅に向上させるということです。
また、M5には「改良された16コアのニューラルエンジン」が搭載されており、これもMLやAIタスクの支援に貢献するということです。
メモリ帯域幅も向上しており、M5チップは153GB/sを提供し、M4の120GB/sに比べて27.5%の改善が見られます。これにより、特に生成AIタスクにおいて、より高速な処理が可能になるとしています。
グラフィックス性能も向上しており、新しいニューラルアクセラレータのおかげで、M5はM4チップと比較して4倍以上のピークGPU計算性能を持つということです。
さらに、M5は第3世代のレイトレーシングエンジンと「強化されたグラフィックス機能」を備えており、これらの新機能により、M4に比べて最大45%高いグラフィックス性能を実現できるとしています。
プロセッサに関しては、M5は従来のベースラインのアップルシリコンチップと同様に、10コアのCPUを搭載しており、そのうち6つが効率コア、4つがパフォーマンスコアです。アップルは、これまでと同様に新しいパフォーマンスコアが「世界最速のパフォーマンスコア」であると述べています。また、新しいCPUはM4に比べて最大15%のマルチスレッド性能向上を提供するとしています。
その他の情報としては、新しい14インチMacBook Proには4TBのストレージオプションが追加され、以前の2TBから拡大されたということです。さらに、M5はTSMCの第2世代3nmプロセスから第3世代3nmプロセスに移行しています。
現在、新しいM5チップは14インチMacBook Pro、iPad Pro、Apple Vision Proで利用可能です。
