アメリカのIT大手アップルがことし6月に発表するとみられるiPhone向けの次期基本ソフト「iOS 27」について、AI=人工知能を活用した3つの新たな写真編集機能が追加される見通しであることがわかりました。アメリカのメディアが報じています。
アメリカの経済メディア、ブルームバーグの報道によりますと、「iOS 27」では写真アプリの編集画面が刷新され、「アップル・インテリジェンス・ツール」と呼ばれる新たな項目が追加されるということです。この項目には、数秒で写真を編集できる3つの機能が搭載されるとしています。
1つ目の機能である「拡張(Extend)」は、元の写真の枠を超えて新たな画像を生成するものです。例えば、被写体に近づいて撮影した写真の周囲の風景をAIが補完し、指で画像の端を引っ張ることで拡張する範囲を調整できるということです。
2つ目の「向上(Enhance)」は、画像の画質や明るさ、色合いなどを自動的に改善する機能です。また、3つ目の「再構成(Reframe)」は、立体的に見える「空間写真」の視点を変更できる機能だとしています。
一方で、これらの新機能の開発は難航しているとも報じられています。社内テストでは「拡張」と「再構成」の機能が安定して動作しておらず、AIモデルの改善状況によっては、機能の提供が延期されたり、規模が縮小されたりする可能性もあるということです。
「iOS 27」は、6月8日に開催される開発者向けの会議「WWDC」で発表される予定です。写真編集機能のほかにも、音声アシスタント「Siri」の大幅な改良や、不具合の修正、システムの安定性向上などが図られる方針です。
