アメリカのIT大手アマゾンは、自社が展開するクラウドゲームサービス「Amazon Luna(アマゾン・ルナ)」について、個別のゲーム購入や外部企業の定額制サービスなどの提供を終了し、自社の定額制サービスに一本化する方針を明らかにしたと発表しました。
アマゾンは2020年にクラウドゲームサービスを開始し、これまでに個別のゲームタイトルの購入や、外部企業が提供する定額制サービス、利用者が所有するPCゲームをプレイできる機能などを追加してきました。また昨年には、複数人で遊べるマルチプレイゲームに注力する方針を示していました。
しかし、同社が公開したサポートページによりますと、これらの機能の多くを廃止するということです。すでに4月10日をもって、新たなアカウント連携やゲームの購入機能は停止されました。購入済みのゲームは6月10日までプレイ可能だということです。
アマゾンは声明で、「利用者の要望に基づき、より手軽にゲームにアクセスできる環境を整えるため、プライム会員向けのコンテンツに注力する」と説明しています。そのうえで、2026年4月10日をもって、ゲームストアや個別のゲーム購入、外部企業の定額制サービスの提供を完全に終了する方針です。
これにより、今後のサービスは2つの選択肢に集約されることになります。1つはアマゾンプライム会員向けの基本サービス「Luna Standard」で、もう1つは月額9.99ドル(日本円で約1500円)の有料サービス「Luna Premium」です。有料サービスでは、より多くの人気タイトルがプレイできるとしています。
なお、サービスの終了に伴い、利用者は6月10日以降の90日間、自身のセーブデータをダウンロードすることが可能だということです。また、影響を受ける利用者に対しては、一定期間、有料サービスを無料で提供するとしています。
