TechCrunch(テッククランチ)5分で読めます

アマゾン 2040年までの温室効果ガス排出実質ゼロ目標「達成方法は未確定」と明らかに

AI要約複数の情報源を統合して作成しています

アメリカのIT大手アマゾンは、2040年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標について、現時点で具体的な達成方法を完全に把握していないことを明らかにしました。AI開発に伴う電力需要の増加が課題となっています。

Image Credits:400tmax / Getty Images

アメリカのIT大手アマゾンは、2040年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目標について、現時点では具体的な達成方法を完全に把握していないことを明らかにしました。

これは、同社のサステナビリティ担当幹部であるカーラ・ハースト氏が、メディアのイベントで述べたものです。ハースト氏は、「目標の達成に向けて努力を続けている」としたうえで、「現時点で具体的な方法をすべて把握しているわけではない」と説明しました。

アマゾンの昨年の売上高は、前年比12%増の7170億ドル(約111兆1350億円)に達し、世界最大規模の企業となっています。国連のグテーレス事務総長が指摘するように、世界的な影響力が政府から一部の巨大企業へと移行する中、同社の気候変動対策への責任が問われています。

ハースト氏は、イベント後の取材に対し、「気候変動への対応は企業と政府の双方が協力して取り組む必要がある」と述べました。また、アマゾンは過去数年にわたり、世界最大規模となる42ギガワットのクリーンエネルギーを購入しているほか、売上高あたりの温室効果ガス排出量を示す「炭素集約度」を削減してきたと強調しています。

一方で、アマゾンの事業は航空、AI(人工知能)、農業、建設など多岐にわたるため、排出量の削減にはあらゆる分野のサプライヤーとの協力が不可欠だということです。同社は「2040年までに排出を実質ゼロにするという約束に変わりはない」としています。

しかし、同社の気候変動対策と矛盾する動きも指摘されています。今年に入り、アマゾンがAIデータセンターの電力を賄うため、7.65ギガワットの天然ガス発電所を建設する計画が明らかになりました。このプロジェクトでは、年間最大3300万トンの二酸化炭素が排出される可能性があり、アメリカ国内で単一の施設としては最大規模の排出源になる懸念があります。

世界最大のクラウドサービスを運営するアマゾンにとって、AI分野は大きな収益源となっています。クリーンエネルギーの普及による排出削減が期待される一方で、AI開発競争が激化する中、企業が気候変動対策よりも収益の拡大を優先する現状が浮き彫りになっています。

出典元記事を読む(TechCrunch(テッククランチ))
LINEX
NihonTechHub

NihonTechHub

技術系ジャーナリスト

日本の最新テクノロジーやスタートアップ情報を発信するプラットフォームです。国内外のイノベーションをつなぎ、未来を切り開くための知識とインスピレーションを提供します。

Tools

NihonTechHub ソフトウェア · 私たちが開発した便利なツールとソフトウェア

Google Drive ダウンローダー

閲覧専用ファイルの簡単ダウンロード

Google DriveのView-only(閲覧専用)ファイルを簡単にダウンロードできるツールです。PDF、Docxファイルに対応しています。

PDF 対応済みDocx 対応済み無料で利用可能

この機能はNihonTechHubアプリでもご利用いただけます(Android・iOS対応)

App

無料

外出先でも最新のテクノロジーニュースをチェック!リアルタイム通知とパーソナライズされたニュースフィードを受け取るにはアプリをダウンロードしてください。

  • ・リアルタイム更新
  • ・プッシュ通知
  • ・カスタマイズ可能