アメリカのIT企業「オープンAI」は、世界最高水準の知能を持つとする最新の人工知能モデル「GPT-6 Astra(アストラ)」を開発し、提供を開始したと発表しました。
会社によりますと、この最新モデルは性能面で「世代を超える飛躍」を遂げたとしています。コンピューターの操作がより高速かつ正確になり、複雑な業務処理に対応できるということです。また、文書やプレゼンテーション資料の作成においても、より質の高い結果を提供できるとしています。会社は「アストラの高い判断力により、利用者はより安心してタスクを任せることができる」と説明しています。
「GPT-6 Astra」は、長年の研究成果を結集したモデルです。ソフトウェア開発やサイバーセキュリティー、科学研究などの専門的な業務において、最先端の性能を発揮するということです。数学の難解な問題解決を支援した実績があるほか、AIの性能を測る複数の主要なテストにおいて、98%から100%というほぼ満点に近い成績を収めたとしています。
また、他社の最新AIモデルと比較しても、より低いコストで高いコンピューター操作能力を実現したとしています。画面上の情報をより正確に理解する能力も備えています。会社が示した例では、地図アプリを使って小児科医を検索し、病院のウェブサイトにアクセスしたうえで、利用者の連絡先や受診希望のメッセージを自動で入力する様子が公開されました。
このほか、プログラミングやサイバーセキュリティーの分野でも性能が向上しています。特に科学的発見の分野においては、「研究の背後にある実務作業を支援する」としており、高度な専門分野での活用拡大を目指す会社の戦略がうかがえます。
この最新モデルは、本日から一部の限定された組織向けに提供が始まっています。数日以内には、「ChatGPT」の各種有料プランを利用するすべてのユーザーに向けて一般提供が開始される方針です。
