グーグルは、AIモードに「パーソナルインテリジェンス」を導入し、GmailやGoogleフォトを活用してより個別化された対応を提供することを発表しました。
この機能は、先週Geminiアプリで初めて導入され、Gmail、フォト、検索、YouTubeの履歴と連携することでAIアシスタントの応答をカスタマイズすることが可能となりました。
このオプトイン機能は現在、米国のAIプロおよびAIウルトラの英語版サブスクライバーに向けてAIモードに順次展開されています。
パーソナルインテリジェンスをGeminiとAIモードに導入することで、グーグルは既存のユーザーデータを活用し、他社が簡単には提供できない個別化された体験を提供する方針です。ただし、写真やメールをAIに見られたくない場合は、この機能をいつでもオンまたはオフにすることができます。
グーグル検索の製品担当副社長であるロビー・スタイン氏はブログ投稿で、「パーソナルインテリジェンスでは、単に興味に合った推奨だけでなく、生活に自然に溶け込むような提案が行われます」と説明しています。
例えば、家族旅行を計画中で、全員が楽しめるアクティビティや食事場所を探しているとします。この場合、AIモードはGmailのホテル予約情報やGoogleフォトの過去の旅行の思い出を基に、皆が楽しめるような提案を行います。例えば、Googleフォトに保存されたアイスクリームのセルフィーに基づいて、昔ながらのアイスクリームパーラーを提案することがあります。
グーグルは、AIモードが単なるレストランやアクティビティのリストを提供するのではなく、計画のための個別化された出発点を提供することを強調しています。
また、ショッピングにおいてもパーソナルインテリジェンスは特に役立ちます。AIモードは購入するアイテムの種類やショッピング先を考慮します。例えば、旅行のために新しいコートが必要な場合、AIモードは好みのブランドやGmailのフライト確認情報を考慮し、目的地や時期(3月のシカゴ)に合った風防性のある多用途なコートを提案します。まるで行程や求める雰囲気を既に把握しているパーソナルショッパーのようです。
他にも、「パートナーの記念日を祝うための宝探しを作成して。各場所には私たちに関するヒントを含めて」や「子供の部屋を飾るためのテーマと装飾のアイデアを教えて」といった質問が可能です。
なお、AIモードはGmailの受信箱やGoogleフォトライブラリを直接学習するのではなく、特定のプロンプトとモデルの応答を基にトレーニングされているということです。
