スマート家電メーカーのGovee(ゴビー)は、飲食店などで提供される柔らかい氷を自宅で製造できる高性能なスマート製氷機「GoveeLife Smart Nugget Ice Maker Pro」を新たに発売したと発表しました。価格は500ドル(約7万7500円)で、日常の飲料体験を向上させる高級家電として展開する方針です。
同社によりますと、この製品はファストフード店などで見られる、噛み砕きやすい「ナゲットアイス」を好む消費者をターゲットに開発されたということです。最短6分で製氷を開始し、1日あたり最大約27キログラムの氷を製造できるとしています。また、約1.5キログラムの容量を持つバスケットを備え、氷を取り出すと自動的に補充される仕組みとなっています。
この製氷機は、専用のスマートフォンアプリを通じて遠隔操作が可能です。利用者は別の部屋から製氷を開始したり、指定した時間に氷が完成するようにスケジュールを設定したりできるということです。さらに、アプリ上では製氷の進捗状況やバスケット内の氷の量をリアルタイムで確認できるほか、Amazonの「Alexa」や「Googleアシスタント」による音声操作にも対応しています。
静音性にも配慮されており、同社が「AI NoiseGuard」と呼ぶ技術を採用しています。動作音を約40デシベルに抑えつつ、自動的に霜取りを行うことで、静かな環境を保ちながら安定して氷を供給できるとしています。
また、Govee製品の特徴であるカスタマイズ可能な照明機能も搭載されています。アプリを通じて、氷のバスケットを照らすLEDライトの色や明るさを変更でき、室内の雰囲気に合わせた演出が可能だということです。
一方で、本体のサイズは奥行き約44センチ、幅約35センチ、高さ約43センチと大型で、重量も約23キログラムあります。このため、設置や手入れの際には十分なスペースと注意が必要になるということです。利用者の検証によりますと、製造されたナゲットアイスは一般的な冷蔵庫の氷よりも溶けにくく、飲み物が薄まりにくいといった利点が確認されています。
同社は、この製品を通じて、自宅での飲料体験をカフェのような高品質なものに引き上げることを目指しています。価格は500ドル(約7万7500円)と高価格帯に設定されており、氷の質にこだわる層に向けたニッチな市場を開拓する方針です。
