国内外のスタートアップ企業や投資家が集結する大規模なテクノロジーイベント「SusHi Tech Tokyo 2026」が、4月27日から東京ビッグサイトで開催されると発表されました。単なる展示会にとどまらず、企業間の協業を促す商談の場として、およそ1万件のビジネスミーティングが予定されているということです。
イベントにはおよそ6万人が参加する見通しで、750社のスタートアップ企業が出展するほか、49か国の都市の代表者が集まります。公式アプリにはAI(人工知能)を活用したマッチング機能が搭載されており、参加者は事前に商談を予約できる仕組みとなっています。また、会場内ではQRコードを用いた名刺交換が導入され、参加者同士の円滑な交流を促す方針です。
スタートアップ企業による事業計画の発表、いわゆる「ピッチコンテスト」も行われます。この中から、アメリカのIT系メディアの担当者が北米市場での成長が見込まれる企業1社を選出し、世界的なピッチイベントへの出場権を付与するとしています。これにより、日本のスタートアップ企業の海外展開を後押しするねらいがあります。
さらに、大企業や自治体が自らの課題を提示し、スタートアップ企業に解決策を求める「リバースピッチ」も実施されます。オーストラリアのモートンベイやイタリアのローマなどの自治体のほか、ソニー、グーグル、マイクロソフト、みずほ銀行など62のパートナー企業が参加し、新たな協業先を模索するということです。物流や生命科学、環境技術など12の専門分野に特化した展示も行われ、技術の社会実装に向けた連携が期待されています。
出展する750社のうち、およそ400社は海外からの参加となります。また、東京都の支援を受ける成長段階の国内企業45社が「SusHi Tech Global Startups」として専用のパビリオンに初出展し、世界に向けて技術や事業戦略をアピールする方針です。
会場に足を運べない参加者に向けた取り組みも強化されています。現地のスタッフが参加者の顔を映し出す端末を持ち歩き、オンライン経由で会場内の出展者とリアルタイムで対話できるシステムが導入されるということです。
イベントは4月27日から29日まで開催され、27日と28日がビジネス向け、29日が一般公開日として無料で入場できるとしています。
