米国IT大手「アップル」の創業者、故スティーブ・ジョブズ氏が1996年に同社の将来について語ったインタビュー映像が再び注目を集めていることが明らかになりました。
この映像は、アメリカ・メリーランド州の公共放送局の経済番組「ウォール・ストリート・ウィーク」で収録されたものです。ジョブズ氏がアップルの経営に復帰する前の時期に行われたインタビューであり、当時の経営難に対する同氏の考えが記録されています。
映像のなかでジョブズ氏は、アップルの再建策について「人員削減や事業の切り売りによる解決ではなく、技術革新(イノベーション)こそが重要だ」と指摘しています。さらに、「技術革新によってアップルはかつての栄光を築き上げたのであり、同じ方法で再び栄光を取り戻すことができると考えている」と述べ、技術開発を軸とした成長戦略を重視する姿勢を示していたということです。
この発言から約30年が経過した現在、アップルはジョブズ氏の言葉通り、革新的な製品を通じて世界的な企業へと成長を遂げました。また、同氏が率いたアニメーション制作会社「ピクサー」や映画「トイ・ストーリー」の成功などを含め、当時の経営方針や先見性が的確であったことが改めて評価されています。
