アメリカのテクノロジーメディア「テッククランチ」は、決済サービス大手の「ストライプ」と提携し、オーストラリアの有望な新興企業(スタートアップ)を発掘するピッチコンテスト「スタートアップ・バトルフィールド」を、8月19日にシドニーで開催すると発表しました。
このイベントは、「ストライプ・ツアー・シドニー」の一環として行われるということです。オーストラリアの初期段階にあるスタートアップ8社が登壇し、投資家やメディアなどの前で事業計画を発表する方針です。
上位3社には賞が授与され、優勝企業は2026年10月にアメリカのサンフランシスコで開催される大規模イベント「テッククランチ・ディスラプト2026」への出場権を自動的に獲得するとしています。
テッククランチによりますと、このコンテストはこれまでに世界で1700社以上の企業を輩出してきたということです。過去の参加企業には「ドロップボックス」や「ディスコード」などが含まれ、これまでに調達した資金の総額は320億ドル(約4兆9600億円)に上るとしています。前回シドニーで開催された際の優勝企業は、現在2500万ドル(約38億7500万円)以上の企業価値を持つまでに成長したということです。
次世代の有望な起業家を見出すため、今回はオーストラリアのスタートアップ環境や金融技術(フィンテック)に精通した3人が審査員を務める方針です。
ストライプのジャスミン・リュー氏は、世界的な事業拡大や決済インフラに関する専門知識をもとに審査を行います。また、投資家のブレンダン・ヒル氏は、資金提供者の視点から事業の将来性を評価するとしています。さらに、自身も起業家であるジャロン・アイゼン氏は、オーストラリア市場での実務経験に基づく知見を提供するということです。
優勝企業には、事業成長を支援するため、1万5000ドル(約232万円)相当のストライプの手数料無料枠が提供されるということです。2位には5000ドル(約77万円)、3位には2000ドル(約31万円)相当の枠がそれぞれ授与されるとしています。
テッククランチは、このイベントがオーストラリアのスタートアップ企業にとって、投資家や業界関係者とつながる重要な機会になるとしています。なお、イベントの司会進行は、同コンテストのディレクターを務めるイザベル・ヨハネッセン氏が担当するということです。
