アメリカのIT系メディア、テッククランチ(TechCrunch)は、今年11月4日に東部ボストンで開催する起業家向けイベント「ファウンダー・サミット(Founder Summit)」について、一般投票によって決定するセッションの最終候補11組を発表しました。
同社によりますと、今回のイベントでは、スタートアップ企業の創業者や専門家による講演が予定されています。多数の応募の中から選ばれた11組の最終候補者が、4つの登壇枠を巡って競うということです。
投票は専用のウェブサイトで受け付けており、期限は9月4日としています。また、イベントの参加チケットについては、最大100ドル(約1万5500円)の割引価格で提供する方針です。
最終候補に選ばれた11組とその講演のテーマは以下の通りです。
・アレクサンドラ・エイムズ氏(Blueprint Lab 創業者): 資金や資源が限られる創業初期段階において、イベント参加への投資効果を最大化するための戦略的な枠組みについて解説するとしています。
・ハナン・ハピ氏(Exowatt CEO): アメリカ国内でのハードウェア製造を経済的に成り立たせるためのサプライチェーン戦略や、政府の政策を活用した事業展開について議論するということです。
・アンディ・タン氏(Draper Associates パートナー): 既存の枠組みに当てはまらない革新的なアイデアを持つスタートアップ企業が、どのようにして投資家からの資金調達を成功させるかについて説明するとしています。
・シシル・テワリ氏(Procore Technologies エンタープライズデータエンジニアリング責任者): AI(人工知能)の精度を向上させるため、複雑なデータを整理し、実用的なデータ基盤を構築する手法について解説する方針です。
・メルベ・キタップチ氏(ADIN.AI マネージングパートナー): 創業初期の段階で、世界的な大企業との契約を獲得するための営業戦略や価格設定のモデルについて共有するとしています。
・ピーター・ファーカス氏(Percona CEO): 外部からの資金調達に頼らず、オープンソース事業の収益を5000万ドル(約77億5000万円)規模に拡大させ、持続的に成長させるための実践的な戦略について語るということです。
・リンデン・ティベッツ氏(IFTTT CEO): AIを活用して少人数のチームで大規模な企業に対抗するための、効率的な業務プロセスの構築方法について議論するとしています。
・ジェフ・マーラー氏(Ambi Robotics 共同創業者): AI技術を単なる試作品から実社会で機能する事業へと発展させるために必要な、運用指標や評価基準について解説する方針です。
・グレゴリー・カーツァー氏(CIQ CEO): オープンソースのオペレーティングシステム開発の経験をもとに、組織の拡大に伴う人材育成や企業文化の重要性について説明するとしています。
・ビクラム・チャウドリー氏(Genoa Ventures CEO): 医療分野におけるAI活用について、実際の臨床現場で価値を生み出すための条件や、投資家が評価する基準について議論するということです。
・ジョージ・バンダリアン氏(Untapped Ventures 創業者): AIやロボット工学分野の技術系創業者が、有力な投資家から資金を調達するために必要なビジネス戦略や市場との適合性について解説するとしています。
