アメリカのIT大手メタが提供する新しいAI(人工知能)エージェントアプリ「Muse(ミューズ)」が、アメリカのiPhone向けアプリストアの無料ランキングで、オープンAIの「ChatGPT」を抜いて首位に立ったことが明らかになりました。
「Muse」は今月正式に提供が開始されたばかりですが、リリース初日以降もダウンロード数が順調に伸びているということです。また、メタはアプリの利用範囲をパソコンの「マック(Mac)」にも拡大したと発表しました。なお、デスクトップ版はウェブサイトから直接ダウンロードする仕組みのため、アプリストアのランキングには影響しないとしています。
AIエージェントの開発をめぐっては、各社の戦略の違いが鮮明になっています。オープンAIやアンスロピックが既存のアプリを拡張して機能を提供する一方で、メタやスペースXAIは異なるアプローチをとる方針です。
メタの「Muse」やスペースXAIの「Grok Bot」は、AIとの作業を日常的なメッセージのやり取りのように設計しています。AIエージェントに擬人化された役割や外見を持たせ、親しみやすさを重視しているということです。
一方、アップルも新たな基本ソフト「OS 27」の公開に合わせて、「Siri AI」の提供を開始したと発表しました。この機能はiPhoneやiPadなどに統合されるほか、専用のチャットアプリも用意されるということです。新しいSiriは、写真の編集や画面上の情報を読み取って文脈を理解するなど、システムに直接働きかける操作が可能になるとしています。
