アメリカの動画配信機器大手「ロク(Roku)」は、自社のプラットフォームを利用する世帯数が世界で1億を突破したと発表しました。アメリカ国内のブロードバンド回線を契約する世帯の半数以上で利用されているということです。
同社の発表によりますと、専用のストリーミング端末や自社開発のテレビ、および同社のシステムを内蔵したテレビを利用する世帯が、世界で1億世帯を超えたとしています。この数値は、特定の30日間に動画を再生した個別のアカウント数を集計したものだということです。
一方、競合するIT大手グーグルの「Google TV」は、同様の基準によるユーザー数を公表していません。グーグルが2024年後半に発表したデータでは、稼働している端末数が2億7000万台以上とされており、現在では3億台を超えていると推測されています。しかし、ロクの集計基準であるアカウント数とは異なり、1つのアカウントで複数の端末を利用できるため、単純な比較はできないということです。
最近の市場調査によりますと、グーグルのテレビ向けプラットフォームは収益化の課題を抱えている可能性が指摘されています。また、北米市場でのシェアが大幅に低下するなど、今後の市場占有率が伸び悩む可能性も示唆されており、動画配信機器市場をめぐる各社の競争がさらに激しくなるものとみられます。
