人工知能(AI)を活用して野鳥の種類を自動で識別し、スマートフォンに通知する新たな給餌器(バードフィーダー)が開発され、身近な自然を観察する新たな手段として注目を集めているということです。
この製品は「Kiwibit Bird Feeder 2」で、ポールや窓枠、木などに設置することができます。本体には2つのエサ入れが備わっているほか、上部には太陽光パネルが搭載されており、バッテリー切れの心配がない設計となっているということです。
また、130度の広角レンズを備えた4Kカメラや、マイクとスピーカーによる双方向の音声通信機能が搭載されています。Wi-Fiを通じて専用のスマートフォンアプリと連携し、野鳥が飛来すると自動的に録画を開始して利用者に通知する仕組みとしています。
開発した企業によりますと、独自のAIアルゴリズムを用いて1万種類以上の野鳥を識別できるということです。アプリ上では、飛来した回数や観察された鳥の種類が記録されるほか、インターネット上の百科事典と連携して詳細な情報を確認できるとしています。実際に利用した人からは、ショウジョウコウカンチョウなどの野鳥のほか、エサを狙って近づくリスなどの動物も「迷惑な動物」として検知できるとして好評を得ているということです。
一方で、同じ鳥がカメラの前に長時間とどまっている場合、AIが複数回の飛来として誤って認識する課題も報告されているということです。
製品の価格はモデルによって異なり、およそ180ドルから250ドル(日本円で約2万8000円から約3万9000円)となっています。企業側は、自然とのつながりを深める新たな技術として普及を図っていく方針です。
