元マイクロソフトのWindows部門の社長であるスティーブン・シノフスキー氏が、MacBook Neoに関するレビューを発表しました。彼はまた、マイクロソフトがかつて取り組んだARMベースの軽量PCについての反省も述べています。
シノフスキー氏は1989年にマイクロソフトに入社し、2012年に退社するまでOfficeやWindowsに関連する複数のチームを率いました。その後、彼は「Learning by Shipping」というブログを開設し、技術業界に関する管理、戦略、競争などについてのエッセイを発表しています。
今回のブログでは、「Mac Neoと私の内省と感慨の午後」というタイトルで、MacBook Neoに対する高評価を紹介しています。彼は、Appleが新しい低価格ノートパソコンで成功した理由を、自身がかつて試みたことと比較しながら考察しています。
シノフスキー氏は、Windows 8やSurfaceの開発時に、エコシステムを新しいアプリモデルに移行する速さが足りなかったと述べています。これにより、多くのユーザーが反発したということです。彼は、ARMをx86の代替として位置づけ、これがマイクロソフトの戦略であったとしています。
一方で、Appleは長年にわたり開発者を新しいAPIやフレームワークに移行させてきたため、ARMベースのMacへの移行が容易だったと彼は指摘しています。このことがMacBook Neoの実現を可能にしたということです。
シノフスキー氏は、MacBook Neoの実際のレビューについても、599ドル(約9万3000円)のノートパソコンを提供するためのトレードオフについて考察しています。彼は、Neoは改善する必要はなく、優れた状態を維持するだけでよいと述べています。もしより高性能なものが必要であれば、他のノートパソコンやデスクトップ、iPadが選択肢としてあるということです。
彼のブログには、過去のプロジェクトに関する興味深い洞察が満載で、PRにとらわれない率直な反省が述べられています。詳細は彼のブログで確認できます。
