執筆用アプリケーション「Ulysses(ユリシーズ)」の開発元は、アップルの最新OSである「macOS 27 Golden Gate」および「iOS 27」のリリースに伴い、Siri AIへの対応やインターフェースの刷新を含む大規模なアップデートを実施したと発表しました。
「Ulysses」は、文章の装飾を簡単に行えるマークダウン記法に対応し、執筆に集中できるシンプルな設計を特徴とするアプリケーションです。過去10年間にわたり、メールの起草や記事の執筆など、多くのユーザーの執筆作業を支えてきました。開発元は、ユーザーの新たなニーズに適応しつつも、同アプリの強みである「気を散らさないシンプルな執筆環境」を維持する方針を示しています。
今回のアップデートの最大の目玉は、Siri AIへの対応です。画面上の文脈を認識する機能が追加されたほか、macOS版ではツールバーに専用ボタンが設けられました。これにより、文章の作成や書き換え、校正などの作業をAIが支援するということです。なお、欧州連合(EU)圏内のユーザーは、このAI機能の提供対象外となっています。
また、ツールバーの完全なカスタマイズが可能となりました。ナビゲーションボタンやブロック、スペースなどをユーザーの好みに合わせて自由に配置できるとしています。さらに、要望の多かったピクトグラムを含む新しいグループアイコンが追加されたほか、フィルター条件やグループアイコンを編集する際のアクセシビリティも向上したということです。
デザイン面では、最新の「iOS 27」および「macOS 27」の画面デザインに合わせた調整が行われました。加えて、新たに「プロジェクトテンプレート機能」が導入されました。これにより、新規プロジェクトを作成する際、あらかじめ用意されたグループやシートの構成を利用して、スムーズに作業を始められるということです。
同アプリケーションは、定額制アプリ提供サービス「Setapp」を通じても利用可能となっています。
