ドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の家電見本市「IFA 2026」において、各国のテクノロジー企業は、最新のスマートフォン向け周辺機器やAI(人工知能)搭載ウェアラブル端末などを展開したと発表しました。各社は、環境への配慮や独自技術の採用を通じて、市場での競争力を高める方針です。
テクノロジー企業のMemoketは、重さ11グラムのAIウェアラブル端末「Gem」を開発したと発表しました。この製品は、スマートウォッチのバンドに装着して使用するということです。ボタンを押すだけで会話を記録し、過去のデータと関連付ける機能を持っています。価格は179ドル(約2万7700円)からとしています。
記録メディア大手のLexarは、厚さ3.8ミリの新型SSD「Lexar Muse」を発表しました。この製品は、USB-Cポートの代わりに「ポゴピン」と呼ばれる独自の接続端子を採用したということです。マグネット式アクセサリーを用いてスマートフォンに装着し、大容量の動画データなどを高速で転送できるとしています。2026年10月に発売する方針です。
周辺機器メーカーのBelkinは、人気アニメーション映画「トイ・ストーリー5」と提携した新製品を発表しました。映画に登場するキャラクターを模したタブレット端末用ケースや、モバイルバッテリーなどを展開するということです。価格は35ドル(約5400円)から55ドル(約8500円)としています。
Wokyisは、多様な接続端子と小型ディスプレイを備えた「i5 Docking Station」を発表しました。最新の機能を備えながらも、レトロな外観を採用することで、他の製品との差別化を図る狙いがあるということです。価格は153ドル(約2万3700円)としています。
Xtrem Innoは、背面に電子ペーパー(E-ink)ディスプレイを搭載したスマートフォンケースを発表しました。近距離無線通信(NFC)を利用して、専用アプリから画像データを転送できるということです。電力をほとんど消費せずに表示を維持できる技術を採用しており、価格は75ドル(約1万1600円)としています。
Moftは、コーヒーかすを再利用した「バイオレザー」素材のスマートフォンケースを発表しました。企業として持続可能性(サステナビリティ)を重視する姿勢を打ち出しており、環境負荷の低減を目指す方針です。価格は49ドル(約7600円)になるということです。
各社は、AI技術の統合や環境配慮型素材の採用を通じて、独自の技術力をアピールしており、今後の市場展開が注目されます。
