独立系の旅行計画アプリ「Tripsy(トリプシー)」の開発元は、アップルの最新OS「iOS 27」に対応した最新アップデートの配信を開始したと発表しました。AI(人工知能)を活用した新機能などが追加されたということです。
アップルが開催した発表イベント「Surprise and Shine」では、iOS 27における音声アシスタント「Siri」の新たなAI機能が紹介され、その中で同アプリについても言及されていました。アップルが今週発表した資料によりますと、Siriが提案するレストランの情報を直接Tripsyに追加できるようになる方針です。
2024年の「App Store Award」の最終候補にも選出された同アプリは、今回のバージョン3.10へのアップデートで「スマートインポート」と呼ばれる新機能を追加しました。この機能により、ウェブサイトのリンクやPDFなどの文書、保存された電子メール、スクリーンショットのほか、インスタグラムやTikTokの投稿などを、アプリ内の旅行計画や予約情報として自動的に変換できるとしています。
さらに、グーグルマップやアップルマップの情報の取り込みにも対応しており、利用者は提案された項目の中から必要なものだけを旅行計画に追加できるということです。
また、新たに導入された「スマートインサイト」機能では、アップルのAI基盤モデルを活用し、添付された文書や電子メールを端末内で解析します。これにより、手荷物の制限や朝食の有無、駐車場の情報、キャンセル規定、費用など、旅行に役立つ詳細な情報を自動的に抽出するとしています。
開発元によりますと、これらの新機能は有料のプロ版向けに提供される方針です。料金は年間59ドル(約9,100円)、または無期限の利用権が299ドル(約46,300円)となっています。同社は、最新のAI技術をアプリ内に統合することで、利用者の利便性を高め、旅行計画の効率化を推進するねらいがあるものとみられます。
