AIを活用したアプリ開発が注目を集めています。スウェーデンの企業Lovableは、設立から8ヶ月で年間売上高100億円を達成し、年末までに250億円、来年には1000億円を目指すとしています。また、Replitは年間売上高が約4億3000万円から約230億円に急成長したと発表しました。
このような急成長を遂げる企業が増える中で、AIアプリ開発企業Anythingは、設立からわずか2週間で年間売上高2億円を達成しました。同社は、ウェブやモバイルアプリの開発に必要な全てのツールを提供し、非技術者でも容易にアプリを完成させることができるとしています。
Anythingは、Footworkが主導する1100万ドル(約17億円)の資金調達を行い、企業評価額は100億円に達したと発表しました。共同設立者のDhruv Amin氏とMarcus Lowe氏は、Google出身で、非技術者でも完全なアプリを生成できるように設計されたとしています。
Amin氏によれば、Anythingを利用して、習慣トラッカーやCPRトレーニングコース、ヘアスタイルの試着アプリなど、アプリストアで利用可能な完全なアプリがすでに開発されており、一部は収益を上げ始めているということです。
同社の開発は、AIを活用したアプリビルダーの構想から始まり、2021年から共同で取り組んでいます。当初はAIと人間の開発者を組み合わせたマーケットプレイスを運営していましたが、生成AIの台頭により、より迅速かつ低コストでアプリを提供できると判断し、新たな方向性に転換しました。
他社との差別化を図るため、Anythingは独自のインフラを構築しています。競合他社の多くが外部のデータベースを利用している中、Anythingはすべてのバックエンドツールを自社で提供する方針です。
競争が激化する中でも、Footworkの共同設立者であるBasu Trivedi氏は「異なるタイプのアプリ開発製品に対する需要が十分にある」と述べています。
