OPPOは、AIエージェントプラットフォームを手がけるManusと提携したと発表しました。Manusのエージェント機能をOPPOの「AI Mind Pilot」に統合し、スマートフォンを「質問に答える」段階から「物事を成し遂げる」段階へ進化させる狙いです。
ポイント
- OPPOがManusと提携し、AI Mind Pilotにエージェント機能を統合
- 最初の搭載先はColorOS 17を搭載したOPPO Find X10シリーズ
- 端末内で処理するローカル作業では元の内容を外部に送信しない
- クラウド処理が必要な場合はユーザーの明確な承認を得てからアップロード
提携の内容
OPPOソフトウェアエンジニアリング事業本部の唐凱氏は、この変化が鍵だと指摘しました。AIエージェントは単に返答するだけでなく、意図を理解し、操作を実行し、結果を提示する存在になるということです。
Manusの共同創業者兼最高製品責任者の張涛氏は、スマートフォンが膨大な日常業務を担っており、個人用AIエージェントにとって最も自然なプラットフォームだと述べています。
Find X10での機能
両社の取り組みの具体的な形は、Manusの機能をAI Mind Pilotの新しいエージェントモードに組み込むことです。最初にColorOS 17を搭載したOPPO Find X10シリーズに搭載されます。
このモードは単純な質問応答にとどまりません。ユーザーの最終的な目標を読み取り、複数のステップに分解します。そのうえで情報を探し、ツールを選択し、完成した成果物を提示します。端末内のファイルや写真を直接操作することも可能です。
たとえば旅行計画では、「旅行の案内を整えて」と伝えるだけで、各アプリに散らばった航空券、ホテル、レストラン、チケットの情報を集めます。オンライン資料と組み合わせて毎日の行程を作成します。
仕事や創作でも、一つの指示で旅の写真を整理したり、特定の画像の場所を検索したりできます。ローカルとネットワーク上の素材を組み合わせ、すぐに使えるプレゼン資料、プラン、作品集を作成できます。
プライバシーへの配慮
プライバシーへの配慮もこの仕組みの特徴です。ColorOS 17では端末側のモデルを使い、端末内で理解と整理を行います。ファイルの検索や名前の変更といったローカル作業では、元の内容がデバイスの外に出ることはなく、Manusに送られることもありません。
タスクにクラウドが必要な場合、AI Mind Pilotはユーザーの明確な承認を得てからアップロードします。OPPOとManusは、どの情報を取得可能か、どの操作を実行可能か、外部処理を許可するかどうかをユーザー自身が決められると強調しています。端末での処理と透明な権限付与により、「より賢くなる」ことと「制御可能」であることを両立させる考えです。
Manusの支援を受けるAI Mind Pilotは、Find X10シリーズで最初に登場します。
