AIエージェントを開発するスタートアップのMotionは、シリーズCラウンドで3,800万ドル(約38億円)を調達したと発表しました。今回のラウンドは、Scale Venture Partnersのステイシー・ビショップ氏が主導しました。
Motionは、主に中小企業向けにAIを活用したカレンダー管理やタスク管理アプリを提供しています。2020年のYコンビネータの冬バッチに参加した後、共同創業者のハリー・チー氏やオミッド・ルーフォルファダ氏、イーサン・ユー氏、チャンダー・ラメッシュ氏によって設立されました。
今年5月に中小企業向けに統合AIエージェントバンドルを発表し、導入が急速に進みました。わずか4か月で、10,000以上のB2B顧客と1,000万ドル(約15億円)の年間経常収益を達成したということです。
Motionは、これまでにHOF Capitalや468 Capital、SignalFireなどから7,500万ドル(約116億円)を調達しています。Yコンビネータも各ラウンドで投資を続けているとしています。
MotionのAIエージェントは、スケジュール管理やメール返信、営業、カスタマーサポート、ブログやソーシャルメディアの投稿作成など、さまざまな機能を統合して提供しています。また、SlackやGoogle Apps、Salesforceなどの他のツールとも連携可能です。
料金体系は使用量に基づいており、基本的なクレジットセットと必要に応じた追加クレジットで構成されています。価格は29ドル(約4,500円)から600ドル(約93,000円)までで、カスタムプランも用意されています。
チー氏は、Motionを「次のMicrosoft Office」として位置付けており、すべてのアプリケーションを統合することにより、より大きな価値を提供する方針です。
彼はAI分野での急速な変化に伴うストレスを感じているものの、顧客からのフィードバックが日々の励みになっていると述べています。「毎日、Motionが生活を楽にし、生産性や収益を向上させると顧客から聞くことが、私を前進させます」と語っています。
