企業向け旅行管理会社のNavanは、かつてTripActionsとして知られていましたが、アメリカ証券取引委員会に対し、政府が現在閉鎖中であるにもかかわらず、IPOの更新書類を提出したと発表しました。
Navanは、新しいSECの規則に基づいて進めており、この規則では政府閉鎖中の企業が株式数や価格を含む更新情報を提出し、20日以内に自動的に承認されることが可能です。ただし、後にスタッフが質問をしたり、修正を求めたりすることは可能だということです。
Navanは、TechCrunchに対してIPOの更新書類についてコメントを控えました。
政府閉鎖によってIPO市場が冷え込むと予想されていましたが、この規則があるにもかかわらず、多くの企業はスタッフからの承認を得ることを望んでいるとBloombergが報じています。そのため、技術業界はNavanの動向に注目しています。
Navanの更新された書類によれば、同社は3,000万株を売却し、内部関係者がさらに700万株を売却する予定です。価格帯は24ドルから26ドル(約3,700円から4,000円)に設定されており、上限で9億6,000万ドル(約1,500億円)を調達し、評価額は64億5,000万ドル(約6,800億円)になる見込みです。Navanは、Lightspeed、Andreessen Horowitz、Zeev Ventures、Greenoaksからの支援を受けています。
更新された書類によれば、Navanは12か月間の売上高が6億1,300万ドル(約9,500億円)で、32%増加しており、損失は1億8,800万ドル(約2,900億円)であるとしています。
