アメリカのIT大手アップルは、自社のクレジットカード「Apple Card」の提携先を、現在のゴールドマン・サックスから金融大手チェースへ移行すると発表しました。今後1年から2年をかけて移行作業を進めるということです。
アップルは自社のウェブサイトに特設ページを設け、移行に伴うサービス内容の変更点などについて詳細を明らかにしました。
それによりますと、カード番号の変更の有無や、物理的なカードの取り扱い、さらに普通預金口座への影響などについては、現時点では未定としています。アップルは「移行時期が近づいた段階で、利用者に直接案内する」と説明しています。
一方で、利用額に応じたキャッシュバック機能や、手数料が無料であること、決済ネットワーク、および利用者のプライバシー保護の枠組みについては、移行後も方針は変わらない見通しだということです。
また、利用者の関心が高い「アップル製品の無利子分割払い」について、アップルは特設ページ上で「引き続き利用できる」と記載しています。しかし、この説明は現在の移行期間中の取り扱いにとどまる可能性もあり、移行完了後の具体的なサービス内容については不透明な部分も残されています。
アップルとしては、自社製品の販売促進につながる分割払いサービスを維持することで、引き続き顧客の利便性を確保したい狙いがあるとみられます。今後の正式な案内が注目されます。
