ウェイモは、ロボタクシーの国際展開に向けて1兆7600億円(約16億ドル)を調達したと発表しました。これにより、同社は今年、ロンドンや東京を含む十数都市でのサービス拡大を計画しています。
資金調達ラウンドはDragoneer Investment Group、DST Global、Sequoia Capitalが主導し、ウェイモの企業価値は約19兆5300億円(約126億ドル)に達したということです。親会社であるアルファベットもこのラウンドを支援し、引き続き主要な投資家としての地位を維持しています。
このラウンドには、Andreessen HorowitzやMubadala Capital、Bessemer Venture Partners、Silver Lake、Tiger Global、T. Rowe Priceなども参加しました。さらに、BDT & MSD Partners、CapitalG、Fidelity Management & Research Company、GV、Kleiner Perkins、Perry Creek Capital、Temasekも追加投資家として名を連ねています。
ウェイモは、これらの資金を成長の加速に利用するとしており、過去1年間でその成長は加速しているとのことです。同社は最近、サンフランシスコ国際空港への送迎を確保し、カリフォルニア北部やロサンゼルス、オースティン、マイアミを含むアメリカの主要都市でロボタクシーサービスを拡大しています。
かつてのグーグル自動運転プロジェクトだったウェイモは、シリコンバレーやベイエリアの公道でのテストを経て2016年にフェニックスでのテストを開始し、最初のロボタクシー市場として一般公開しました。
2023年8月、カリフォルニアでのロボタクシーサービス運営のための最終許可を取得し、サンフランシスコで限定サービスを開始しました。その後、ベイエリア全域やシリコンバレー、ロサンゼルスへと拡大し、オースティンやアトランタ、マイアミへも進出しました。
地理的な拡大により、アメリカの6つの主要都市で毎週40万件の乗車を提供しており、2025年には年間乗車数を3倍以上に増やし、累計2000万件を超えました。
「もはやコンセプトの証明ではなく、商業的現実の拡大を進めています」と同社はブログで述べ、2026年には東京やロンドンを含む20以上の都市でのライドシェア運営の基盤を築く方針です。
急速な拡大により、ウェイモのロボタクシーは批判や監視の対象にもなっています。特にスクールゾーンでの危険な行動が問題視され、国家交通安全局と国家運輸安全委員会が調査を開始しました。先週、ウェイモのロボタクシーが学校付近で子供に接触し、軽傷を負わせた事件も調査されています。
