アメリカの気象情報メディア「ウェザーチャンネル」を展開するウェザーカンパニーは、最新のAI=人工知能を活用した新しい気象予測アプリの提供を開始したと発表しました。同時に、過去のテレビ放送を再現したレトロなデザインのウェブサービスも公開し、多様なユーザーのニーズに応える方針です。
今週から提供が開始された新アプリ「Storm Radar(ストームレーダー)」は、次世代のレーダー技術と予測ツールを組み合わせたものです。リアルタイムでの暴風雨の警戒情報のほか、地域ごとの詳細なレーダー画像などを提供するということです。
このアプリの最大の特徴は、生成AIを搭載した「ウェザーアシスタント」機能です。同社によりますと、この機能は「ポケットの中の気象予報士」として機能するとしています。複雑な気象データを、ユーザーの現在地や保存した場所、日常のスケジュールに合わせて分かりやすい言葉に変換します。
犬の散歩に最適な時間や服装の提案といった日常的な疑問から、前線の動きやその影響に関する詳細な解説まで、個人の好みに応じた情報をタイムリーに提供するということです。
「Storm Radar」は現在、iOS向けにのみ提供されています。利用料金は年額19.99ドル(約3,100円)、または月額3.99ドル(約620円)となっています。Android版のアプリについても、今後提供を開始する方針です。
一方で、同社は最新技術とは対極にある、昔ながらのデザインを復活させたウェブサービスも公開しました。「weather.com/retro」の特設サイトを通じて、数十年前にテレビで放送されていた「ウェザーチャンネル」のような画面で、現在の気象状況やレーダー、天気予報を確認できるということです。
この「レトロキャスト」機能は、ユーザーの現在地が自動的に設定されますが、手動で他の都市に変更することも可能です。当時の特徴的なBGMや音声による案内も再現されており、自動再生されるほか、ユーザーの任意のタイミングで再生を開始することもできるとしています。
![The Weather Channel lets you embrace or ignore AI with new storm app and ‘retro’ revival [Gallery]](/_next/image?url=https%3A%2F%2F9to5google.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F4%2F2026%2F04%2Fweather-channel-storm-radar-retro.jpg%3Fquality%3D82%26strip%3Dall%26w%3D1600&w=3840&q=75)