アメリカのIT大手グーグルは、世界で最も登録者数が多い動画配信者「MrBeast(ミスタービースト)」と複数年の提携契約を結び、自社の生成AI「Gemini(ジェミニ)」などのプロモーション活動を展開していくと発表しました。
グーグルによりますと、今回の提携は生成AI「Gemini」や健康管理サービス「Google Health」の普及を目的としたものです。
最初の取り組みとして、9月5日にミスタービーストのチャンネルで新しい動画が公開されるということです。この動画では、ジャングルや砂漠、北極といった地球上で最も過酷な環境を舞台にサバイバルレースが行われます。参加者は「Gemini」を活用して危険を予測したり、急激な天候の変化に対応したりしながら課題に挑むとしています。
また、グーグルが新たに展開する「Gemini」の広告キャンペーンにもミスタービーストが起用される方針です。広告では、彼が手がける大規模な企画の準備や運営において、AIアシスタントをどのように活用しているかが紹介されるということです。
さらに、今後の企画においては、グーグルのウェアラブル端末「Fitbit Air」も活用される予定だとしています。
ミスタービーストことジミー・ドナルドソン氏は、YouTubeで史上初めて5億人の登録者を獲得したことで知られています。これまでにも、2023年に韓国のサムスン電子と提携し、同社のスマートフォンを動画撮影に活用するなど、多くの企業とマーケティング分野で協力してきました。
グーグルは、世界的な影響力を持つクリエイターと協力することで、自社の最新技術を幅広い層にアピールするねらいがあるものとみられます。
