スナップチャットは、テキストを入力することでAI画像を生成・編集できる新しいレンズ「イマジンレンズ」を発表しました。このレンズは、Snapchat+ PlatinumおよびLens+の加入者向けに提供されるということです。
イマジンレンズを使用すると、ユーザーは自分のプロンプトを入力してスナップを作成、編集、再作成することができます。作成した画像は友人と共有したり、ストーリーに投稿したり、スナップチャット外で共有することも可能です。
スナップチャットはこれまでにも多数の生成AIレンズを提供していますが、イマジンレンズは初めてのオープンプロンプト画像生成レンズであるとしています。
ユーザーは「不機嫌な猫の画像を作成」や「自分をエイリアンに変える」など、カスタムプロンプトを使用して画像を生成することができます。また、「予想外だが英雄的なことが起こる4〜5パネルのコミックに変える」「面白いカリカチュアにする」「この人をスカイダイビングさせる」などの事前に用意されたプロンプトも利用可能です。
スナップチャットは、ユーザーがキャプションバーをタップしてプロンプトを自由に編集できるとしています。
今年初め、スナップはモバイルデバイス向けのAIテキストから画像への研究モデルを発表し、将来的にスナップチャットの機能を支えると述べました。このモデルが新しいレンズに使われているかどうかは確認されていませんが、スナップのレンズは社内モデルと業界トップのAIモデルを組み合わせて構築されているとのことです。
Snapchat+ PlatinumおよびLens+の加入者は、レンズカルーセルの前面またはエクスクルーシブカテゴリーで新しいレンズを見つけることができます。レンズを選択した後、キャプションをタップしてプロンプトを入力または編集することが可能です。Platinumのサブスクリプションは月額15.99ドル(約2500円)、Lens+のサブスクリプションは月額8.99ドル(約1400円)です。
スナップはAR分野でリーダーと見なされていますが、ここ数年で他の多くのテクノロジー企業と同様にAIへの投資も行っています。
数ヶ月前、同社はAIと簡単なツールを使用して誰でもARレンズを作成できる独立したレンズスタジオiOSアプリとウェブツールを発表しました。また、3月には初のビデオ生成AIレンズを展開しました。