テスラは、カリフォルニア州でライドヘイリングサービスを開始したと発表しました。これは、同社が目指すロボタクシーサービスの実現に向けた一歩とされています。テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、テスラをAIとロボティクスの企業として認識させることを目指していますが、現在のところ同社の主力製品は電気自動車であるということです。
テスラは6月にテキサス州オースティンで限定的なロボタクシーサービスを開始しました。これに続き、カリフォルニア州でも同様のサービスを開始する計画を示しています。しかし、現時点で必要な許可を取得していないため、完全な自動運転ではなく、テスラの従業員が運転する形でのライドヘイリングサービスとなっています。
また、マスク氏はベイエリアでのロボタクシーサービスを「1、2ヶ月以内に」開始すると述べていますが、カリフォルニア州の規制当局からの許可がまだ取得されていないということです。カリフォルニア州のDMVによると、テスラはまだ必要な許可の申請を行っていないとしています。
この状況について、業界内では様々な意見が飛び交っています。特に、テスラのライドヘイリングサービスがどのように展開されていくのか注目されています。
他にも、イスラエルのスタートアップAIRがシリーズA資金調達ラウンドで約36億円(2,300万ドル)を調達したことや、LGイノテックがアメリカのライダー企業Aevaに約77億円(5,000万ドル)を投資することを発表しました。
さらに、フォードは8月11日にケンタッキー州で低価格の電気自動車に関する情報を発表する予定です。ジョビー・アビエーションは、防衛用途に向けた新しいVTOL航空機の開発をL3ハリス・テクノロジーズと協力して進めるための合意を締結しました。
ウーバーが自動運転車両企業と提携を進める一方で、リフトは2026年末までにオーストリアのベントラー・グループ製の自動運転シャトルを導入する計画です。
最後に、中国の自動運転企業WeRideがサウジアラビアで自動運転許可を取得したことも報じられています。