テッククランチオールステージ2025が7月15日にボストンで開催され、プレシード段階における投資家の評価基準について議論されると発表しました。プレシード段階では、売上曲線や顧客獲得コスト(CAC)などのデータが不足しているため、ベンチャーキャピタル(VC)は他の要素に注目するということです。
プレカーサーベンチャーズの創設者であるチャールズ・ハドソン氏は、「プレシード段階でVCがあなたの会社を評価する方法」というセッションで、初期段階の投資機会の評価方法について解説するとしています。特に、創業者が見落としがちな小さな選択の重みについても触れる方針です。
テッククランチオールステージは、スタートアップの創業者や投資家が集まり、実践的で率直なインサイトを得るための一日限りのサミットです。参加者は、共同創業者の選択から資金調達プロセスの運営方法まで、すべての行動がシグナルとなることを理解する機会を得るということです。
ハドソン氏は、投資家が初期段階で警戒する共通のリスク要因についても説明する予定です。例えば、共同創業者間の不一致は採用能力の欠如を示唆し、いい加減なアプローチは準備不足を示すとしています。
ハドソン氏は、プレカーサーベンチャーズを設立し、最もリスクの高い時期に創業者を支援してきた経験があります。また、ソフトテックVCのパートナーとしてモバイルインフラストラクチャーの分野に深く関与してきたということです。
このイベントは、フィデリティ・インベストメンツの協力でボストンのSoWaパワーステーションで開催されます。参加登録を行うことで、チケットを60%以上割引価格で購入できる期間限定のオファーがあるということです。