データブリックスは、年間経常収益40億ドル(約6200億円)を達成し、評価額が1000億ドル(約15兆5000億円)を超える中で、新たに10億ドル(約1550億円)を調達したと発表しました。
1月に100億ドル(約1兆5500億円)の資金調達を行ってからわずか9か月後のことです。
データブリックスのCEO、アリ・ゴドシ氏は先月、資金調達の噂が広まった際に、同社がAIエージェント向けのデータベース「Supabase」の競合製品への投資に資金を活用するとテッククランチに語りました。
ゴドシ氏は「1年前には、データベースの30%が人間ではなくAIエージェントによって作成されたことがデータで示されました。今年、その統計は80%に達しました」と述べています。
今回の資金調達ラウンドは、ThriveとInsight Partnersによって共同主導されました。Thriveの創業者ジョシュア・クシュナー氏はゴドシ氏の個人的な友人であり、Insight Partnersはデータブリックスの初期投資家の一つです。
Insight Partnersのマネージング・ディレクター、ジョン・ウルフ氏は、データブリックスが年間経常収益40億ドルに達する様子を直接見てきたと、テッククランチへのメール声明で述べています。
ウルフ氏は「我々のポートフォリオ企業の多くがデータブリックスを採用しているのを見てきました」と述べました。