フィットネスバンドメーカーのフープは、10月10日に「フープ・アドバンスド・ラボ」を正式に開業したと発表しました。これは、5月にサービスがプレビューされた後、35万人の待機リストがあるとしています。
「フープ・アドバンスド・ラボ」は、クエスト・ダイアグノスティクスの健康スクリーニング血液検査を提供しています。この検査は、カルシウムから白血球に至るまでの多様なマーカーをカバーしています。さらに、バンドによる活動、睡眠、呼吸率、血圧の継続的なモニタリング結果と統合され、より個別化された健康アドバイスを提供するということです。
「アドバンスド・ラボ」の価格は、年に1回の検査で199ドル(約3万1000円)、年に2回で349ドル(約5万4000円)、年に4回で599ドル(約9万3000円)です。また、フープのデバイス自体も、ウェアラブルストラップの機能に応じて年間200ドル(約3万1000円)から350ドル(約5万4000円)の会員制となっています。
フープは、低コストで自己負担の血液検査をサブスクリプション形式で提供する新興企業の一つです。他には、マーク・ハイメン博士の「ファンクション・ヘルス」が年500ドル(約7万8000円)で3か月ごとの検査を提供し、オプションで身体イメージングも行っています。また、トニー・ロビンズとピーター・ディアマンディスによる長寿スタートアップ「ファウンテン・ライフ」は、年間2万ドル(約310万円)以上の費用がかかるとしています。