イスラエルのスタートアップ企業ポートは、シリーズCラウンドで約100億円(約8000万ドル)を調達し、企業価値が約800億円(約5億2000万ドル)に達したと発表しました。この資金調達は、ジェネラル・アトランティックが主導し、アクセル、ベセマー・ベンチャー・パートナーズ、チーム8が参加しました。これにより、ポートの累計資金調達額は約158億円(約1億ドル)となりました。
ポートは、開発者ツールポータルを提供し、AIエージェントの管理機能を強化しています。ポートの共同創業者兼CEOのゾハール・エイニー氏によれば、現在の企業における開発ツールエージェントの状況は「無法地帯」であり、エージェントの発見、共有、企業標準の遵守が課題となっているとしています。
ポートは、開発者ツールやエージェントツールのカタログを提供するだけでなく、エージェントのパフォーマンスを測定し、必要に応じて承認プロセスに人間を介在させる機能を提供しています。また、「コンテキストレイク」と呼ばれる機能を通じて、データソース、コンテキストメモリ、ガードレールを定義し、エージェントが安全かつ正確に業務を遂行できるよう管理します。
さらに、ポートは他のツールで作成されたエージェントをカタログ化するだけでなく、新たにエージェントを作成することも可能です。ポート自身も、ヘルプデスクチケットの解決やプロビジョニングの処理を行うエージェントを提供しています。
エイニー氏は、ポートの製品がソフトウェアプログラマーが行う業務のうち、コーディング以外の90%を扱うと説明しています。これにより、エンジニアはエージェントの制御や反復、承認を行うユーザーインターフェースを得ることができます。
ポートは、資金力、著名な顧客、トップクラスのベンチャーキャピタルを背景に、エージェント管理スタートアップとして注目されています。しかし、この分野は大手テクノロジー企業からスタートアップまで多数が参入しており、競争が激化しています。ランチェーン、UiPath、コーテックスなどがその一例です。
