アメリカのIT大手アップルは、新たな折りたたみ型スマートフォン「iPhone Duo」の環境配慮に関する詳細を発表しました。また、同端末のディスプレイ供給をめぐり、韓国のサムスンディスプレイと3年間の独占契約を結んだことが明らかになりました。
中国のSNS「微博(ウェイボー)」に投稿された情報によりますと、サムスンディスプレイは「iPhone Duo」および今後のモデル向けに、折りたたみ式パネルを独占的に供給するということです。パネル1枚あたりの価格は約250ドル(約3万8750円)になるとしています。
この折りたたみ式パネルは、同端末を構成する主要部品の中で最も高価なものの一つになる見通しです。端末全体の詳細な製造原価はまだ明らかになっていませんが、アップルは使用素材に関する情報を公開しています。
アップルは、2030年までに事業全体で温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成する目標を掲げています。同社は、「iPhone Duo」がこの計画を推進する製品であると発表しました。
発表によりますと、端末全体の35%にリサイクル素材が使用されているということです。バッテリーには100%リサイクルされたコバルトが、3Dプリンターで製造されたヒンジ(蝶番)のカバーには100%リサイクルされたチタンが使われているとしています。
さらに、サプライチェーン全体で風力や太陽光などの再生可能エネルギーを60%使用し、製造を行っているということです。パッケージにも100%繊維ベースの紙素材を採用し、家庭でのリサイクルを容易にする方針です。
端末の実際の製造原価については、来月の発売後に専門家などが行う分解調査によって、さらに詳しい情報が明らかになる見通しです。
