米タイム誌は、2026年版の「世界最高の企業(The World's Best Companies)」ランキングを発表し、アメリカのIT大手アップルが3位にランクインしたことが明らかになりました。同社は昨年、ランキングから外れていましたが、今回再び上位に返り咲いたということです。
アップルは2024年の同ランキングで首位を獲得したものの、昨年は圏外となっていました。タイム誌によりますと、2022年から2024年にかけての収益減少が要因とされており、市場アナリストの間では、同社がAI(人工知能)分野で遅れをとっていることが影響したと指摘されていました。
しかし、その後アップルはAI分野への取り組みを強化する方針を打ち出しています。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は以前の決算会見で、AIへの投資を大幅に拡大し、自社の端末やプラットフォーム全体にAIを組み込んでいく方針を示していました。また、今回の調査期間後となる7月には、2021年以来最大となる前年同期比10%の増収を報告しているということです。
今回発表された2026年版のランキングでは、首位が半導体大手のエヌビディア(総合スコア97.51)、2位が医療保険大手のシグナ(同94.37)となり、アップルは総合スコア93.16で3位となりました。
タイム誌の総合スコアは、「従業員満足度」「過去3年間の収益成長率」「サステナビリティ(持続可能性)に関する透明性」の3つの指標を均等に評価し、100点満点で算出されています。
指標別の評価では、アップルは「従業員満足度」でマイクロソフト、IBMに次ぐ3位に入りました。一方で、「サステナビリティに関する透明性」においては、2024年に首位を獲得したものの、今回は24位に後退したということです。また、「収益成長率」については、4段階評価のうち最高位となる「非常に高い(Very High)」の評価を獲得したとしています。
